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同性婚合法化で健康度が増す

ring.jpgおねぇ系などと呼ばれ、日本でも認識されるようになってきた性同一性障害。しかし、日本ではまだまだ、同性婚の議論が深刻化したことはありません。

海外では法律で同性同士の結婚を認めるかどうかでかなり議論が白熱します。一部地域では同性同士が合法に婚姻できるようになっています。

マイノリティであっても人権は当然あります。おかしいとはわかっていても、宗教的な背景もあり、保守的な意見が根強い地域もまだまだあります。どちらにも言い分はあるのです。

そんな中、同性同士の結婚に意義があるという科学的根拠のある正式な研究結果が発表されました。男性同士が結婚すると、しない場合より健康的な人生を送れるというのです。

アメリカ、マサチューセッツ州は2003年に他の州に先駆けて同性婚合法化に取り組んだ州です。この州での統計によると、合法化により同性愛者の来院数が13%も減少したというのです。ちなみに女性は統計に必要な調査数に達しなかったために今回の結論には含まれていません。

この減少には、人の幸福度と健康度の関連性が大きく表れているのだとか。つまり、幸せに満たされることで血圧やうつ、適応障害、ストレスからくる諸症状が緩和されたというのです。

社会の中で、自分が重要な市民ではないという感情に見舞われてしまうと、人は不安定な生活におぼれ、危険な行為にも抵抗をなくしてしまいます。自分を大事にするという感覚がなくなってしまうのだそうです。

同性同士の結婚は、その点で社会に属する市民が等しく幸せを享受するということの実現に大きく貢献したと言えるのでしょう。

多額の医療費に頭を悩ます日本の財政。もしかしたら幸福度と健康度という根本でも、よその国の統計と言い切ることはできなくなるかもしれません。

Same-Sex Marriage Improves Health Conditions Among Gay Men: Columbia University Study http://www.huffingtonpost.com/2011/12/16/same-sex-marriage-gay-men-health_n_1154201.html

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